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モデルライフ 2011年1月8日号 vol.1 



年明けのモデル・ライフは順調ですか?

「いつか、どの時点かで、ドーンとまとまった時間が取れたら‥」というのは、古今モデラー共通の夢ですが、どうも、これこそ、どなたにとっても「永遠の夢」のようですね。

学生時代の試験中の気分と同じで、「この試験が済んだら、あれも着工して、これも仕上げて‥」と夢想するものの、試験が済んだ途端に「マア、今日ぐらいは、いいか!」と油断し、あたら休みを空費してしまって、すぐまた次の試験が来てしまう‥

そもそも、まともな社会生活を送っていれば、家庭の用事、浮世の付き合い、で大型連休すらフルに自分の工作に使えた、というためしは、まずどなたも経験したことがないのではないでしょうか?

それでも、私も40代半ばぐらいまでは「いつか、ドーンとまとまった時間が取れたら」などと夢想していましたが、その後は、「それは所詮ありえないことなのだ」と割り切って、「もう、少しでもやれるときにやれるだけのことを取りあえずやるしか、ほかに有効な手立てはないし、その積み重ねが結局一つことを完成させるに一番確実な早道なのだ」と信じることにしました。

それ以後ですね、D&GRNの建設工事も着実に進捗するようになったのは‥結局自分が手を動かさない限り、シーナリーが勝手に生えてくるわけではなし、レールが勝手に伸びるわけでもなし‥作っているときは真に孤独な闘いながら、「いいじゃない!なかなか上手いよ、不器用なおまえにしちゃあ!」と自分のなかでもう一人の自分と語り合う。そこで何か見えてくるのではないか、と思うのです。

私の経験で考えますと、最大2時間ぐらいが、まあ、日常生活の中で比較的確保しやすい自由時間のようです。それ以上を期待すると、必ずといっていいほど、何か邪魔が入ります。だから、作業目標は2時間ぐらいまでに区切って考えると、中断や計画挫折のストレスなく着実にことが進むようです。

私の場合、最近はほとんど余生、といっていいような生活に入って、4時間ぐらいは趣味に没頭できる日も増えたのですが、それでも2時間ぐらいで区切れる作業を2種類取り混ぜるようにしています。その方が万事に飽きが来ませんね。6時間も8時間も同じ模型に向かっていると、そのあとに反動で気分が燃えないブランクが来ます。それで、あと放置したまま何年も(しばしば何十年も)中断するようなことになるのです。

今週は、正月が済んでいきなり家の中を散らかすようなことを始めると、家内の機嫌をいっぺんに損ねるので、その準備運動も兼ねて、大掛かりにならないことをいくつかとりまぜ、すこしずつやりました。

その一つは、例の「丘の上の石油井戸」の裾斜面の製作です。暮れに悪循環の修復作業を行った既存斜面の方は草を植えました。今度息子が取引を始めたドイツのHekiが最近売り始めた製品で、裏面が粘着処理された薄紙の表面に、静電気誘導で細い草がまばらに生えている、というのが、この荒地の丘の、自分が想定する雰囲気にピッタリのように思いましたので、試しに使ってみました。

「Wild Grass Savanna」というタイトルですが、45x17cmのシートが指先で自由な形に簡単にちぎれ、ちぎった切断線で繊維が引きつったり、ほづれたりしないのが大変使いやすく、また草も長短、粗密、新旧の色の取り合わせの具合が大変に自然で、そのまま広場に使っても、人工臭くならないところが優れものです。これを愛用のフランクリン【艶消し】木工ボンドで地表に貼っていきました。

シーナリーで意外に厄介なのはそこそこ以上の広さの空き地、荒地の表現で、そこが単調になって見る目の高揚を冷まさないためには、使う「草」の選定に毎回、かなり頭を悩まされます。私の場合、早くても数日、時には1年以上も考えていることが珍しくありません。そのぐらい、草の選定は微妙で、その色、大きさ、生え方のスタイルなどで、季節感から、その土地の養分、水分までが見えてしまうからです。

今回は、このHekiの「Wild Grass Savanna」でまず基調を整え、そこにMini Natureの種々の野草系で陰影をつけてみました。ツタ草が斜面に這うところもつくって、水分の乏しい感じを試みました。映画「ダーティーハリー1」のラスト・シーンで舞台になるシスコ郊外の採石場の、いかにも殺風景な丘、というイメージを頭に置きました。

続いて、左手斜面、大工さんが背景画を入れる際に完全に壊してしまった部分(もともとざっとしか作っていなかった)を再度作ることにしました。斜面の右手に草が植わって、どういう雰囲気に繋げるか、が見えてきたからです。

レイアウトって、こういうところ、あらかじめ完全にはデザインできませんね。「できる」とすれば、それはシーナリーをさほど大切に考えていないからでしょう。

特に私の場合は、シーナリーは作りながらストーリーと共に考えていくやり方なので、隣の部分とか、すぐ隣でなくとも、ここにスト-リーがつながってくる部分とかの様子が見えてこないことには、たとえば斜面のなだらか度などが決められないのです。

それで、一度現場を清掃したのち、ここはいつものダンボール帯材を芯にしたハードシェル工法ではなく、発泡スチロールのブロックを削ったり詰めたりして斜面の土台を造り、その上にプラスターを盛り付ける方法でやることにしました。あまり高くない、せいぜい5cm程度の高さの丘は、ダンボール帯では複雑な凹凸が作りにくいからです。

私がこうしたときに愛用しているのは東急ハンズで買ってくる、レンガ色に着色成型された発泡スチロールのブロックです。大きさもレンガ大ですが、通常の発泡スチロールよりもやや硬く、つぶれにくいのが利点です。

レンガ色はどうせプラスターの下に入って隠れてしまうので意味が無いようですが、切断、貼り重ね、電熱ゴテでの彫刻で芯を作っていく上に、白色よりも凹凸、陰影が見やすく、プラスターを持ったのちの姿がイメージしやすいのです。

写真は、そんな金曜夜までの成果。石油採掘所へ登る取り付け道路を想定した左側斜面の芯が出来上がったところまで、です。【続く】
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