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Author:チーフ・アイアン・ホース 松本謙一 略歴昭和24年,東京都中央区日本橋通り3丁目の中央通りに面した呉服店「エリエイ」の長男として生まれ,小学校5年まで同所で育つ.高島屋デパートの次の角,東京丸善の斜め前という,書籍売場に恵まれた環境.1歳半の時,父から鉄道模型を与えられ,以後それに没入のまま現在に至る.進駐軍文化の影響を受け,そのころよりアメリカのダイナミックな鉄道に惹かれ,成長と共にアメリカの鉄道史を独習.呉服商というより世界の歴史的芸術,文化に興味を持っていた父親に連れられ,幼少時より博物館,美術館に出入り,小学生の時に買い与えられた歴史物語全集の愛読により,歴史への興味が決定的になる.中学1年のときに父と巡った奈良,飛鳥の古寺で日本の仏教美術の原型を解説されたこと,大学1年の折りに台北・故宮博物院を熟覧して青銅器,宋磁など中国文明の起こりから絶頂を理解したことに大きな影響を受けた.高校入学と同時に鉄道写真撮影を本格化させ,高校3年から鉄道愛好者の専門誌の取材,執筆スタッフとなり,日本の各地を旅行しながら鉄道風景撮影,19歳の折り,最初の鉄道写真集を出版.翌年,立教大学を中退して,鉄道研究書書籍出版を専門とする「プレス・アイゼンバーン」を設立.鉄道史に関する執筆の必用から近現代史関連書籍や評論を読む機会が多く,そのなかで近年のイデオロギーによる偏向した歴史観の流布に次第に問題意識が芽生え,産経新聞で「新しい歴史教科書をつくる会」の設立を知って,発会と同時に入会.およそ2年後,偶然の重なりから東京支部長に抜擢され,以後3期6年を務め,東京で同会歴史教科書の初採択が実現したのを機に勇退.平成19年秋,自由社からの新教科書発刊を準備するに当たり,関係者のうち唯一の書籍編集および制作実務経験者として,平成20年度検定応募の中学校歴史教科書の編修,制作,巻頭グラビアと文化史欄の執筆を一任され,平成21年4月,文部科学省の検定合格の取得を実現.もともと「大東亜戦争愚戦論者」であったので,この「新編 新しい歴史教科書」の完成を最後に「大東亜戦争聖戦論」基調の「新しい歴史教科書をつくる会」とは袂を分かち,現在は日本文明史の再評価を基調にした「文明史観」の構築を模索しつつ「日本文化リサーチ」コーディネーターとして活動中.尊敬する歴史上の人物;昭和天皇,小堀遠州,尾形光琳,東郷平八郎
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