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今週のモデルライフ 101121 



こ数日、わがD&GRN鉄道には奇妙な重連機関車回送が走り回っています。先頭はまともなサザン・パシフィックの4-8-8-2なのですが、次位の4-8-4はテンダーのあるべき位置に、ジャンク箱から抜け出したような、元テンダーの床板に、なにやらガラクタのようなものが載ったのを引きずっています。

「レール・クリーニング・カー?」

いえ、違います。これは私特製の「スピード同調用電気抵抗検出テンダー」なのです。


山岳鉄道「D&GRN鉄道」では当然ながら勾配との戦いに、重連、三重連、後部補機や中間補機を使う運転が日常化しています。最近走らせている貨物列車はボギー貨車70輌編成が普通になってきて、列車の全長がおよそ10m。前後各機関車のスピードが同調していないと、一瞬にして競り上がり、乗り上げ、横転、転落の大脱線を起こします。

ところが、米国の蒸機は動輪直径もさまざま(およそ5グループには分けられますが)、モデルもメーカーごとにモーターもギヤー比もバラバラですから、実物の歴史に合致した機関車組成で補機運転のスピードを同調させるのは、同メーカーの同型機どうし以外にはなかなか難しいのです。

近頃では、こういう同調ができる、というのがDCC運転の一つの売りになっていますが、これも運転開始前に各期の加速率などをそろえるプログラミングをしなければならず、私のように走らせたいとなったら、即座に走り出さないと興ざめしてしまう性分には合いませんし、もうひとつは、今さらこの膨大な機関車のすべてをDCC化するのには人生の残り時間が足りません。全部DCC化しないうちは、全部の機関車が走らせられない、というのでは、私の場合、多くの機関車は長期にわたって完全に展示物になってしまいます。

やっぱり番号の読み込みも読み出しも無しに「どの機関車もレールに乗せたら即走り出す、というのが私の目標です。

そこで、考え付いた極めつけのアナログ、原始的方法は、早い方の機関車のモーターに電気抵抗を噛ませてスピードを遅い方に揃える、というもの。組み合わせる機関車は実物の歴史に準拠していますから、セット化することは簡単です。

最初はカツミの「満鉄あじあ号」客車セットの再生産製品の荷物郵便車に仕込まれていた補助動力のスピード調整用(牽引機と同調させる)の可変抵抗器を、私は“ユーレイ”(古いTMSの懐かしの用語ですね)は嫌いなので取り外して、通常のトレーラー台車に替えてしまった発生品を測定器代わりに使おうとして、廃品同様になっていた古テンダーに積み、床板とドローバー・ピンの間を絶縁し、そこに挟んだのですが、可変の幅が狭くて上手くいきませんでした。

そこで、その可変抵抗器はウエイト代わりにし、床板とドローバー・ピンを結ぶ電線の途中にミニ・ソケットを固定し、そこへ任意の抵抗を差し込んでは走行させ、スピードの揃う抵抗値をわり出したら、それを早い側の機のモーター回路に噛ませることにしたのです。

抵抗というのは1個数十円のものですから、耐圧20Vぐらいで5Ωから100Ωぐらいまで、軒並み数個ずつ買ってきまして、これを順番に差し替えていくと、わりにあっさり同調する抵抗値が見つかります。コストはDCC回路購入の100分の一以下、配線の手間は10分の一以下でしょう。

ただ問題が一つだけ。コアレス・モーターはよほど大きい抵抗値のものを挟んでもモーターのトルクにほとんど変化がないが、普通の有コア・モーターでは時折トルクががくっと落ちてしまうケースがあることです。

そうしたときは潔くコアレス・モーターに換装してしまい、その上で抵抗選定でスピード同調を図ります。

これで、たとえモデルのメーカーは違っても、実物の写真集にあるとおりの機関車組成が可能になり、もともとそれを再現したくて、山岳鉄道を志向した私は大満足です。

動輪直径の大きく異なる機関車があるものは悠然と、あるものは忙しくバルヴ・ギヤーを動かしながら、一つの列車を牽き、また押していく光景というのは実にいいものです。

写真で可変抵抗器の背中後方に中に飛び出しているのが、ソケットに差し込んだ抵抗です。


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